思えば自分は恋愛というゲームに対して積極的に参加しないという人だった。
だが恋愛が嫌いなわけではない。
「この恋愛にナイーブな俺のスタンスに萌えてくれないかな」
「繊細ですぜ！俺、繊細！な！好けよー、さー、好けってばよー」
という立ち位置だったわけだ。
なんて面倒なやつだったんだ。
この手の「ナイーブ萌え」希望している人は、男女かかわらず、いったんスイッチが入ると普段から
蓄えている妄想を一気にフルスロットルまでもっていくのだ。
だから怖い。俺、怖いし面倒だったんだ。知ってたけど。
恋愛や男女の役割に積極的になるのは確かに滑稽な絵なのだが、逆に魅力を見出している僕や他の人もそれはそれで十分滑稽だったりする。
「恋愛ってめんどくさい」
みんないうが、その裏には「私の妄想どおりに運ぶような恋愛ならむしろ超したい。まじしたい。」
という言葉が隠されている。
なんて、あーめんどくなってきた。終了！
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