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白い人
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/09/30
職業:
インドに行きたい
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遠隔痴漢
自己紹介:
カレー、牛乳を好む

あこがれる人、江頭「ワンクールのレギュラーより、一回の伝説」
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明日新曲3曲やります。

うまくいくっていうのは
ちょっとしたことの積み重ねなんだと思う。
きっと気遣いとか我慢が足りなかったんだと思う。知性みたいな。
でもなー
「うまくいくやり方」ってやつの上でうまくいってさ、それってなに?って思うよ。
そういうのが嫌いだからだめなんだろうなあ。
ゲームならやんねーよ。なんて突っ張った結果がこれだもん。

勝手に自分で怪我して、痛がってる。ギャグだよなあ。

明日、僕の、ぼくらの身勝手な純情が何かに変わりますように
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大学の単位が足りない夢をよく見る。

土日は幻聴やら幻覚が見えて、これはいよいよ名曲のこして死ぬミュージシャンになる
前兆かなとか思ってたら風邪だった。なんだー。

日曜と昨日はひたすらベッドの中。

一度だけ八王子のほうへ。

くそったれだ!銀杏ボーイズが一曲レコーディング終了した。

峯田とアビちゃんが下北沢でつかみ合って、チン君が泣いて。村井が笑って。

先週、俺らが吉祥寺でスタジオ入っているときに、そんなことが下北沢でおこっていたんだ。

嘘をつきたくないっておもうよ。

30目前のあの4人のほうが25の僕よりずっと素直だ。

適当にうまいこと言うことは出来るよ。きれいにごまかす事だって、

見ないように生きる事だって出来る。

でも嘘はもうつきたくないって思うよ。

僕は過剰さが好きだ。

おおげさだろって思うようなこと

やりすぎだろっておもうようなことが。

「見せぬが花」な昨今。

チラリズムと距離感が、恋の上級テクニック。ひいては人生の上級テクニック。

ぼくはまるだしなやつが好きだ。

まるだしにしたって、丸出しになってる人の本当の姿が理解できるわけじゃない。

丸出しになってる人の本当の姿なんて、本人にも見てる人にもわかりゃしない。

だけどまるだしになって、本気でやってる人を見ると、

その先に何か見える気がする。

わからない、結局他人とはわかりあえないとあきらめることから初める人間関係はとっても

おだやかで、やさしい。一緒にいるとお互い安心するだろう。

けど、とってもナルシストな関係だ。

僕はもうちょっと過剰な、うざい人間として、無様で良いから何かみえそうなものをみつけにいきたい。

でも疲れた。


赤茶けたそら、強い風
雑誌の束が腰までの高さに積み上げられた町外れの丘
小川が流れている。
中心地はごみごみした都会。路面電車が真っ二つに町を割いている。
線路を境にごみごみ感が強い町の方面は斜面になっていて、そのおくに雑誌の丘がある。
反対側はアーチがある広場が中心地で、新宿のミロードあたりに雰囲気が近い。

中学校くらいからよく見る夢の中の町。今日も見た。
たまに知り合いも出てくる。
よく知らない人も。
昨日は峯田が出てきて、いろいろ話した。
ぜんぜん知らない人と仲良くなったりもする。

おきたら大体泣いてる。
にぎやかなんだけど、悲しい町なんだ。
僕は人を殺したり、物を盗んだり、
逆にだれかを助けたり、毎回違うんだけど、町は同じ。
たまにすごくよくはれたパリみたいになる日もある。
町外れにはプールのある学校みたいなものもある。
そこでなんかすごくこわい追いかけっこみたいなのもした。
今日は友達のうちでエアコンを盗んだ夢だった。なんでやねん。
大丈夫かな。


3億円くらい自分がお金もってるとしたら、と考えたら、たいていの
悩みは消える気がする。
もってると仮定してみると、「ま、いいか」と思えることが意外と多いことに気づく。
いろんな悩みは貧乏からくるのか。
だとしたら貧乏は恋愛感情や友情にさえ決定的ではないけど、色濃く影響するんんだなあ。

はたらけどはたらけどつかいまくってわがくらしらくにならざり。じっと手を見る。

コウスケがきた。
スタジオに行った。
コウスケを交えてごはん。
夜中に車で再びスタジオへ。
帰ってきた。
コウスケはパイロッターになりに行った。
ベランダから下を歩いていく彼を見た。
寝よう。

僕は歩いた

池袋は、あの人といった東南アジアの片隅によく似ていた。

僕のホームタウンのはずなのに、まるで知らない町みたいに雨の中で湿って光っていた。

この景色もこの景色もどんどん流れてゆく。遠くで電車が走っている。

傘が行き交って、その下でいろんな人の顔がわらったり、沈んだ顔をしたり、あるいは

なんともいえない表情をしているのを見た。

音と光が町中で瞬いてる。いろんなにおいといろんな声が僕の服をあっちへこっちへ

引っ張った。1時間ぐらい歩いた。

中華料理屋に入って定食を食べて、ゲームセンターに入ってゲームをしたあと。

映画を観た。

僕は好きな人がいる。どこかの誰か、僕のぜんぜん知らない人も誰かを好きだ。

誰かは誰かを好きだ。誰かは誰かの幸せを願ってる。

その人にとっての幸せは自分が一人で笑うことじゃなくって、誰かといっしょに笑う瞬間だったりする。

人を好きすぎてゆがんでしまっても、誰かを幸せにしたくて逆に傷つけてしまっても

僕はそんな人が好きだ。そういう人とこそ、友達になりたい。

僕はずっと一人で池袋でギターをひいた。

18歳のころ。今でもぜんぜん変わらず下手なままのギター、池袋の北口から線路を越えるための連絡通路、「WE  ROAD」で。

だれともなく、いろんな人がギターをもっていろんな歌を歌っていた。

今日は誰もいなかったけど、7年ぶりに通った。

この通路を抜けたら何が見えるだろう。

なんつってな。
きもいよ俺。

があったらどんなキャストにする?
という話が公演中に持ち上がった。
みんなで話し合った結果こんなことになったのを思い出した。
忘れないうちに書いておく。

01号室わだっち→瑛太 02号室朕→加瀬亮 03号室ジュン→織田雄二
04号室川瀬氏→栃東 05号室ほっしー→三都須・アレサンドロ 06号室相模→相模

じむ→伊藤英明

ジム君だけうろおぼえだな。なんとなく伊藤英明っぽいときがあるので伊藤にした。

しかし、このキャストはものすごく豪華キャストだ。
特に04号室と05号室が。
栃東に「僕が童貞だということを忘れたかー!!」
と言わせたらどうしようもなく面白いだろう。今暇そうだからなんとかなるんなじゃいかということで。
織田雄二が05号室がうるさいからキレて部屋のカーテンを開けると三都須がいるというシュールな展開も
見たい。

笑えるなあ。三都須と栃東が一緒に舞台に立つだけで客がものすごい来ると思う。少なくとも僕は見たい。
その超豪華キャストのなかで唯一のオリジナルキャスト相模。
相模は代役いねえだろということで意見が一致。

相模が織田雄二あたりに演技論をふっかけて、全裸になりそうでみんなでわくわくした。
確かこれ話したの、明大前での稽古の日だったよなあ。

そっかー、もう終わっちゃったんだなあ。カプセルホテル。



昨日おとといと書いた日記を読みかえして、そんなに力んで他人と付き合おうとしたり
考えすぎたりしてるからだめなんじゃないかと思った。そう思う。

でも治りそうに無いな。治したくもないのかもしれない。
がっぷり一人相撲さ。

なんとはなしに自分の誕生花を検索してみた。

「はげいとう」、花言葉 不老不死、情愛

名前はなんかアレだし、意味は重いし。
誕生花はいくつかある。ほかにはきっといいのあるさ。

「ショウメイギク」花言葉 忍耐、薄れゆく愛

誕生花を設定した人は、きっと9月30日を嫌っていると思った。


相模の誕生花 「みそはぎ」 花言葉 悲哀。

銀杏BOYZよ、なんでこんな歌を作ったんだ。
ブルーハ‐ツよ、なんでこんなの作ったんだ。



この前のライブの前に聴いたとき、
この曲のおかげで僕はライブをやれた。

HI-LOWS の「わらってあげる」

裸足になって座禅を組んでも
結局何にも わかりゃしないだろ
日々の煩悩の中で気づかなきゃ
結局何にも わかりゃしないだろ
裸になって滝に打たれても
結局何にも わかりゃしないだろ
日々の煩悩と 欲望の中に
しっかり確かな 手ごたえがあるぜ
君は笑われた ことがないんだろ
笑ってあげる 笑ってあげる
眉間にしわを寄せてる君を
笑ってあげる 笑ってあげる

苦行の果てには何が見えたんだ
難病の果てに何が見えたんだ
君が偉そうに言ってることなど
とっくに俺は きづいてるんだぜ
君は笑われたことがないんだろ
笑ってあげる 笑ってあげる
眉間にしわを 寄せてる君を
笑ってあげる 笑ってあげる


もう、おそすぎる
ほかの道はもう見えなくなった。
無責任な彼らのおかげだ。

さあ、牛乳飲んで、ゆっくりするべ。朝までいろいろやって、
会社だなあ-。


わだっちが言っていた
「公演後は鬱になる」
これがそうなのか。

いや、違う。これが鬱というのなら僕はずっと鬱だ。

鬱なんて言葉、嫌いだ。

ジュテーム・ボンジュール
ボンソワール・セーヌガワー

メールも返せないでいる。というか昨日の夜から家の中で携帯が行方不明に。

どうしようもねえ。

ギター弾くしかねえ。



そういえば思い出した。
僕が始めて付き合った彼女のこと。「付き合う」。未だにその意味が分かんないけど。

彼女はバイトで知り合った子で、僕は20才目前だった。
観覧車で始めて、人生で始めてキスをした。
今書いてみてうおおおおおおおおおおおおっと
叫びだしたくなるほど恥ずかしい事実だが、これは事実だ。
観覧車で初キスなんて一生かくしていくには僕には荷が重過ぎる。しっかしきっついわー。

そのあと1ヶ月もしないうちに別れた。音信不通になってしまった。

僕は理由が分からないので、その子の住んでいた阿佐ヶ谷駅で、あの子が
電車を使うのか、そもそも今日阿佐ヶ谷にいるのかも分からないまま、
9時間ぐらい彼女が目の前を通りはしないか、ずうっと待っていた。いわゆるストーカーだ。
本当のところ、自分は気づいていた。きっと彼女にとって、僕はがっかりする存在だったのだろう。
僕は、もし会えたとしてももう終わりであることは十分に納得していた。ただ、
なんかありがとうとかごめんなさいとか、よくわかんないけどそういうことが言いたかった。
呆然と、改札の方を眺めるだけの時間が過ぎた。日が暮れていった。
僕の人生はなんでこんなにギャグみたいなんだろうと思った。

そのとき電話がかかってきた。
同じバンドサークルのT君だった。
とてもおしゃれなやつで自分とはちょっと住む世界が違うと思っていたやつだった。
もてるし、頭もいい、喋ることも面白い。そして何よりやさしいんだ。出来すぎ君だ。嫌いになりそうだった。

T君は僕が今何をしているのかを聴いてきた。僕は彼女と音信不通になってから、
少しT君にそのことを相談していたので
こらえきれずに今の状況を打ち明けた。

1時間後にT君が来た。T君が一緒に待ってくれると言い出した。

すこし寒い9月の頭の日、僕らは阿佐ヶ谷駅の前で、彼女を待った。
T君はその間ずっと自分の高校の頃の彼女の話をしていた。始めて付き合った彼女1年半付き合ったけど、
受験勉強のごたごたの中でうやむやに別れてしまった彼女に
最近ばったり東京で会ったらしい。その時彼女はまだT君のプレゼントしたネックレスをつけていたらしい。
。その彼女にT君は「あのとき別れるって本気じゃなかったんだよ」といわれたそうだ。T君はまだ彼女が好きだった。でも何も言えなかったらしい。
そんな話を静かに僕に喋りつづけてくれた。

結局僕の彼女は来なかった。
僕の元彼女になったんだと、僕は思った。

「お前、すごいな、こんなに待つなんて。・・・まあ、今度家に遊びにこいよ」とT君が言った。
ありがたかったな。別にすごくもない、ストーカーじみた僕の行動に対しての彼の言葉は。
そして僕らは別れた。T君はバイクで。僕はさっきまで眺めていた改札を使ってホームへ。

T君はほんとうにいいやつだ。出来すぎだ。

そしてまもなくヤラハタ(女の子とHなことをせずにに20才を迎える男性の敬称)が一人誕生した。

T君とはそのあと僕のあさはかさのせいで疎遠になってしまい、今はどこで何をしているのか
わからない。
T君。ごめんなさい。ありがとう。

そして、ありがとう。Yさん。


あ、キリングミー・ソフトリーって映画があったなあっておもったら
だんだんキリンになってしまう自分という意味にもとれるなあとなんか思いついた。
あーだからだめなんだ俺
ソフトリー



知り合いの舞台を見るのを忘れてた。
わけではないけど、頭の隅にはありながら、いかなかった。

まあいいか。今度いこう。

わだっちが今度ラーメンズの今年やった本公演の衛星放送でながれたやつを録ったらしいので今度あったときに借りることにした。

昨日は某もてない選手権インターハイ出場の男と、昭和の雰囲気が漂う飲み屋で飲んだ。ビール一杯しかのんでないのにひどく酔ってしまった。「古代ガンダーラのピザ」というのを頼んだら、生地にチーズしかないのが出てきた。古代をなめんなよ。まあうまかったけど。
どんどんお酒が弱くなっている。

帰りに駅前で大学時代の友人K君にばったりあう。
うれしかったなあ。

なんかバンド始めたらしい。しかもそのメンバーが自分の知ってる人ばかりだった。笑った。
いいなあ。なんか。どんなおとだすんだろ。

6月のライブは、メンバーが自分以外総入れ替えになってしまった。
あめちゃんが出れなくなった。すごく残念だけど、しょうがない。

バンドのメンバーはドラムの斉藤君、ギターのわだっち(サポート・・・?)、ベースのダイサクさん(NEW!サポート)
ベースかギターの自分という4人編成だ。

正直、自分の周りの知ってる人としかやる気にならないので、ほぼフルタ丸つながりで去年から知り合った人ばかりだ。

もはや「フルタ丸座付きバンド」だ。それはなんかやだなあ。
それにしてもみんな就活の時期なのに、ライブ誘ったら出るなんて、いい判断してると思う。
みんなの人生を狂わす俺。

俺今年で26歳。 ほか全員22歳。

一番馬鹿はだあーれだ?
俺はサガミだと思う。


昨日はいろいろと話した。
その中で、僕らは基本的に生きていることの全てを「どうでもいい」と思っているとはなした。
でも「どうでもいい」と言うと言いすぎな気がする。もっとうまい言い方はないか。

この世界に生まれて、ルールがあって、みんなそれを利用して、もしくはその中で生きている。
僕はうまくのったり、のらなかったりしたけど、そういうことすべてをどうでもいいと思っている。
うまくのって居る人をみるとなんかすごくやる気が無くなる。なんで笑えるんだい?って思ってしまう。
かといってのらないやつを肯定してるわけでもない。卑屈になるの嫌いだ。どっちにしろほんと、どーでもいいと思う。

もてない僕らは当然女の子の話に言及する。ほぼ9割がたそちらへいく。
こんな話をした。
例えば僕らが、よくいるギャルっぽいスタイル抜群の可愛い子と付き合いたいと思ったとする。
でも僕らは付き合えない。話しかける勇気さえない。なぜだ。同じ人間なのに。
僕らより、不細工な男だって美女とつきあっている。

僕らは近くに居ようとしないというのがまず原因だ。近くにいる環境に身を置かなければ知り合えるわけもない。
合コンとか、きれいな子が一杯いそうなバイトとかすればいい。でも僕らは業が深いから全然そういうことに興味がわかない。

そして最大の原因が僕らにある。逃げてしまうということだ。そうして遠くから指をくわえて見る、遠くから「けっ」とかすねながらにらむ。そのくせ届くはずの無いものを求めようとする。

可愛い子と付き合える男の条件として、
僕は「雰囲気」を挙げた。
顔とか服装とか、確かに要素としてはある。だけど、一番は「雰囲気」だ。
仕草とか、目とか、喋り方とか、歩き方とか全体的なものとしてみたときに「いい」と思うと、きっとその人を好きになるんだと思う。
あのもてる人の得体の知れないオーラ。男でさえもなんかドキッとするあの。

その条件を考えた上で僕らを見てみる。

残念な気持ちでいっぱいになる。

まず、可愛い子と付き合うには僕らはそういう雰囲気を手に入れ無くていけない。でもその雰囲気、オーラってどうやったら手に入るんだろう。

僕は高校の頃の自分を思い出した。

同じ中学校から一緒だった可愛い子がいた。その子は僕と一緒の高校に入ったことをすごく喜んで、一年くらいよく、いつもほっぺた真っ赤にして喋ってきてくれた。中学校の頃からそうだった。僕は逃げた。その頃、中学校の頃自分が好きだった別の子のことを忘れられなかったからだ。

クラスのある女の子が、いつも「自転車の後ろのっけて!」と言ってきた。会話するときの距離が異様に近い。近すぎる。別にまあまあ可愛いし全然OK!なはずなのに「嫌だね」といっていつも一人で帰った。めっちゃびびった。でもあの子の書く絵は好きだったなあ。

「好きな人居る?」「男の子ってチョコレートとかって手作りのほうが喜ぶかなあ」と聞いてきたSさん。「な、なんでも喜ぶと思うよ・・」と答える。きっとこれは僕のことじゃない、と思った。思うようにした。だってすごく可愛い子なんだ。ありえないだろ。うん。こんな引きこもりみたいな俺にこんなことあるはずない。バレンタインデーは母から貰ったことしかない!と思った。バレンタインの前日だった。
バレンタイン当日、僕は授業が終わるとなんか逃げた。逃げてしまった。そしたらその後口利いてくれなくなった。そしてなぜか割とクラスの女の子たちから嫌われた。その子の髪の毛が黒から茶色になった。もっと可愛くなった。

学年で3本の指に入るだろうと思う可愛い子が僕にちょっかいを出してきた。逃げた。怖い。きっと現実ではないし、僕は、中学校の頃好きだった人をそのときもずっと好きだったから、可愛いからって好きにはなれなかった。というか好きになりたくなかった。なにかそういうことが汚らわしいと思った。どきどきしてしまう自分が嫌だった。でもとにかくそういうのはどきどきしまくった。どきどきして死ぬと思った。

で、今思う。


モテモテじゃん!!!!!!!!!!!!
なんてことをしたんだ昔の自分よ。
全部いったれよ!ばか!!!!!
そいで振ったり振られたりしろよ!
そしたらきっとオーラ手に入ったのに。



結局、小学校や中学校の頃にみた、漫画や映画のなかのような純愛に魅せられて、もうそれしかないと思ってしまったんだ。
相手の気持ちをまるで考えられないまま、僕は現実から逃避した。僕はだれからも理想と違うからと逃げ、最後には自分もみとめられなくて自分からも逃げた。
結果、中身のない人間が出来上がった。いまだにアニメの主人公みたいに、パズーみたいにシータを探している。トンボみたいにキキを探している。

童貞アイデンテティ、ここに完成。


そう、僕らはチャンスがあっても、逃げたんだ。そして、自分の好きな人とうまくいきそうになっても
逃げたんだ。
で、遠くから好きだよという。なんで近くでいわないのか相手にはわからない。だんだん疲れる。なんだよあの男は?と。
そして終わる。

僕らがたどりつけないんじゃなく、僕らはたどりつくのが怖かったんだ。そこにいくのが怖いんだ。そこに、アニメや漫画のような世界じゃない、圧倒的なものが待ち構えているから。自分じゃない、「他人」がいるから。
でもそっちの道に本当があるのかな?アニメのようなものの中にある気持ちもすごく大事なんじゃないかな。
僕は両方、未だにどちらからの道をたどってもたどりつけていない気がする。あの頃夢見ていた場所には。
恋愛とか学校とか世界とか家族とかそういったものの先にある何か。




そうして、僕らは今、人生を「どうでもいい」という。
でもどうでもよくはない。でもどうでもよくはないはいいすぎだ。
世界のルールの波に乗ってうまいことやることを考えると吐き気がする。そんなことする気にならない。
なれない。うんざりだ。何をするにも否定的になる。だから高校の時も逃げたんだけども。


たぶん僕らの、いや、僕の「どうでもいい」を言い換えるとこうだ。

僕の今の夢はオーストラリアのエアーズロックに5000万人くらいあつまって、みんなで「せーのっ・・・ちんこー!!!!」ってさけぶことだ。


楽しいだろうなー
しいていえばそういうことがしたくて生きてる。

ただ土手でキャッチボールやれればそれで満足なんだ。
安心が欲しくなる。欲しくなるけど、安心はあぶない。

気が狂いそう やさしい歌が好きで ああ あなたにも聴かせたい
このまま僕は 汗をかいて生きよう ああ いつまでもこのままさ
僕はいつでも歌を歌う時は マイクロフォンの中から がんばれって言っている
聴こえて欲しい あなたにも がんばれ

ひとはだれでも くじけそうになるもの 
さけばなければ やりきれない思いを ああ 大切に捨てないで
ひとにやさしく してもらえないんだね 
僕がいってやる でっかい声で言ってやる きこえるかい がんばれ

やさしさだけじゃ 人は愛せないから ああ 慰めてあげられない
期待はずれの 言葉を言うときに 心の中では がんばれって言っている
聴こえて欲しい あなたにも がんばれ



休みますなんてもうここに書くのは昨日で3回目だった。

「休む」なんていったい何様なんだろう自分は。

もともとだれも読まなくたっていいんだ。書きたかったら書けばいいし、

書きたくなかったら「休む」なんてわざわざ書いて報告したりしないで単に書かなければいいだけの話だ。

自分にとことん嫌気がさした。

迷って迷ってどうしようもなくなって、僕はメールを送った。かなりくだらないメールを。

送らなければよかったと、後悔がとめどなく襲ってきて、他にも今抱えていることが頭から吹き出して、

今にも呼吸ができなくなりそうだった。

僕は、昔お付き合いしていた彼女とすごしていた頃以外は、今も夕方ごろになると過呼吸気味になって、

目の前が真っ暗になる。今日もそうだった。

自分は被害者でもないし、同情してもらいたいわけでもない。ちくしょーっておもう。

どうしても勝てないのか。どうしてもだめか。どうせまた同じ明日が来るだけなのか。

いろんな角度からものを見ても僕の思考は落ち着きを取り戻さない。

いっそ昔のように、何も期待しないで、刹那的に生きてみようかとも思う。斜に構えて、さわやかを装って生きてみると、それなりに楽しいんだ。自分の本当に好きな漫画や映画はもう、見れなくなるけどね。自分がいかにごまかして生きているかを思い知らされるから。

夜はわだっちと長い電話をした。内容は主にうんこの話とか、漫画の話とかだった。お互いのもてない理由について長々と話し合ったりした。

「好きな子に振り向いてもらえさえすれば、もてなくてまったく構わない。好きな子が僕を好きになってくれるなら、ワキガになってもかまわないし、5分に一回おならが出てしまう特異体質になって、世界中の女の子に嫌われてもいい」という結論に達した。

透明で、僕らもいけるんじゃないかって思っていた、キラキラした場所に手を伸ばしてみたら、そこには
水族館のサメ用の水槽くらいに分厚いガラスがあって、僕らとその場所を隔てていた。そんな話をした。
どうしてもいけない場所があるのか。勝ちたい。ほんとうに勝ちたいと思ってる。どんな瞬間にも。
僕は25年の人生の間に、きれいなものを何回かみた。幻なんかじゃないはずなんだ。
あれは絶対に幻じゃない。

わだっちは、いつもより饒舌で、とてもきれいだった。男にきれいなんて馬鹿みたいだけど、きれいだなあって思った。

ほかにもいろんな人からメールを貰った夜だった。とても大切な味のする夜だった。

下のはわだっちのブログにあった、みうらじゅんの歌。


裏切りはしない

♪君のことばっかり考えてたら
  僕がとうとうバカになったよ
  僕の作戦は当たったためしない
  起きて寝るまで 君の事ばかりさ
   裏切りはしない 裏切りはしない 裏切りはしない

 君の持ってるいろんなものを
 盗んだりしない 隠したりしない
 嫌がるものを触ったりしない
 手紙も電話も 欲しい時だけあげる
   裏切りはしない 裏切りはしない 裏切りはしない

 僕のスタジオは君だけに歌う
 正直者のシンガーばかり
 頭に浮かぶモチーフだけで
 つなぎ合わせた お決まりのラブ・ソング
   裏切りはしない 裏切りはしない 裏切りはしない




僕はまだ、僕であることをあきらめたくない。



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